PCS-5800はあるのですが、ハイパワーモデルの5800Hは持っていません。欲しい。さて、PCSシリーズで5800しかない機能は何でしょう? ご存じの方はマニアです。 メモリーチャンネルのロックアウト機能です。スキップと言った方がわかりやすいかもしれません。メモリースキャン時、ノイズとかで止まるチャンネルをスキップできる便利な機能です。
以前、6800だけにその機能があると聞いていましたが、どうやら私の勘違いだったようです。
いい顔してますよねぇ。アツデンシリーズでどれか1台と言われると、これを選ぶかも知れません。


京セラの455kHzフィルターを交換します。1st IFのフィルターはモノがありませんので、ここだけですが、変えると変えないとでは随分違います。
新たに付けるフィルターですが、もう手持ちが無くなり、だいぶん探しました。中華製をみつけまして、今回初装着です。

取り出し完了。フロントパネルとつながっているコネクターが固くて少し力が必要でした。

この部分ですね。取替~

取り替えました。新しいフィルターには、LT 455HTW と書かれています。aliexpressにアリます。安いです。ありがたいけど、ちょっと心配でもあります。
そして、トランシーバーに戻し、コネクターを全て取り付け、電源オン。バッチリです。次にケースを取り付け、最後の確認。ん? 音がしません。
再びケースを取り外します。ネジをゆるめていると、「ザー」っと鳴り出します。
フィルターを取り替えたRX基板が問題なようです。基板を押すと音が切れます。半田クラックでしょうか? 押した感じで、何となく取り替えたフィルター近辺が怪しい気がします。
前にも似たようなことがありました。
アツデン PCS-5800H の修理
この時は、ヒートガンで半田クラックをやっつけることができたようで、うまいこといきました。ということで、今回もヒートガンで えいっ! (結構怖い)
基板が熱々になっています。大丈夫かなぁ~
取り付け、「ザー」という音にまず安心、軽く押さえると、ああ、まだ音が切れます。どこで切れているのか、回路を追っかけていくしかありません。と、あるところの電圧を測っていると、通常7V程度あるところが、押さえると0Vになってしまいます。ここは取り付けたフィルターにつながっています。ん?ん?ん? もしや?


何とまぁ、情けないチョンボです。
取り付けたフィルターの足が長すぎて、基板を押さえたときに内部のケース金属部分に接していたというものです。このくらいなら切らなくても・・・と思っていたのですが、基板を上げるスペーサーはわずか数ミリ、すぐにショートしてしまいます。
ということで、カットして無事、動作しました。
ライトのLED化、まだオリジナルの麦球が頑張っているようなので、このまま使いたいと思います。
ホント、お粗末様でした~
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