昨年の西日本ハムフェアで展示したPCS-2800のバックアップバッテリーも交換しました。
電池ケースの裏にバックアップバッテリーが付けられていました。OMの改造です。
表にあるバッテリーボックス。ボタン電池(当時は水銀電池?)を3個ほど入れていたのでしょうか。数ヶ月で電池が無くなり大変だったようです。横の赤いコードは、バックアップバッテリー充電用に付けられたもののようです。
電池ケースも取り外し、そこに新しいバッテリーを付けました。
ところが! 何とケースが閉まりません。 裏側に付け直し。
実はPCS-2800の内部を見るのは初めてです。
OMがDXで耳が良かった理由の一つ。 フィルターがスーパーナロー用に交換されています。
MC3357P この当時のFMトランシーバーに多く使われていました。FM用ディスクリとか呼んでいましたが、合っていたのかな。
反対側の送信部。 色つきコイルが入ってる!
ドライバとファイナル。まだ手に入るのでしょうかね。 2sc1307、そうですか2000円もするんですね。
確かに、内蔵スピーカーからの音がシャリシャリしていまして、確認したらあるサイトに書かれているとおりでした。丸い薄いスポンジみたいなのが入っている。
思い切って取りました。 純正から外れるのはちょっと残念ですが、音は良くなりましたよ。理由があって付いていたんでしょうけど。
これでPCS-2800復活! ですが、どうやらマイクコードのどこかに接触不要があるようです。
時々送信音が途切れてしまいます。 それにしても正常動作の時はマイク音量が大きすぎるほどです。スーパーナローのためにデビエーションを狭くしたら、マイクアンプが必要なリグもあるようですが、このリグは逆にアッテネーターがいるかと思うほどでした。マイクアンプが入っているのか探しましたけど見つからず。前オーナーのOMも入れていないとのことでした。
現在24時間電気を食べさせてあげています。
コメント