ラジックス 市民バンド無線機 新機種開発 破綻か

CB無線

期待されていた新しいCB無線機の開発資金が底をついたようです。

http://www.radcom.jp/おしらせ/

 

新機種開発出資者様  現在開発している新機種について現在までの進捗を報告いたします。 1、現在出資して頂いた出資金が無くなり金型の発注が止まっています。 2、時間の掛かると心配していたLCDは日本に入荷していてお金を支払う段階です。 3、電気的な性能は当初の予定通りの動作をしています。 4、ソフトのデバッグは完了しました。それに伴うSメーター、変調計、電池表示等の誤差修正は完了。   その他、RIT機能、ノイズブランカーの動作確認は完了しました。 5、今後の進捗は開発資金が無くなりましたので他の仕事を開始して資金の獲得に努めますので数か月の   遅れが発生します。 6、資金が足りなくなった原因は当てにしていた協力者の協力が不景気のため駄目になりました。   部品の購入コストが上がりました、例としてLCDの当初見積もりは単価で550円でしたが中国   メーカーがLCD事業から撤退する事で単価のアップを言ってきました。最低受注数量は2000個   で100円アップですこれだけで20万円のコストアップで支払い総額は130万円です。   この中国のメーカーは日本の大企業とも問題を起こしているそうです。   儲からないので一方的に辞める宣言を出して強制的に最終受注と指定してきました。   その他変調トランスの試作費が10万円等無線系の部品が軒並み上がっています。   日本の半導体メーカーは無線機用の半導体を殆ど作っていません。   今回の送信の終段とドライバーは旧SANYO製で何処かで委託製造している物です、当然の   事としてコストがアップします、これらの事が重なり資金を費やしました。 7、見通しが甘かった事は皆様にお詫びします、これからは資金の獲得に全力を上げ早急に開発に   着手出来るように努力します。    以上。

LCDだけで当初の単価550円が6500円(130万÷200)と12倍近くになってしまっているんですね・・・ 残り1800個のLCDはムダになってしまいます。

 

完成までの必要な費用が明確になり、出資者が追加負担を行えば何とかなるかもしれませんが、この報告からすると、LCD代金、金型代金、その他パーツ代もまだ未払い、未発注のようですので、前途多難と言わざるを得ません。

 

 

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