マルチバンドアンテナ EFHW の調整

アマチュア無線

最近、薪ストーブなるものを買いまして、お庭で遊んでいます。焚き物は家のまわりにいっぱいあります。くさるほどあります。

で、やはり、無線をしたくなるわけです。先日あげたEFHWアンテナですが、2階のシャックまで同軸ケーブルが足らず、途中で継ぎ足しておりました。中継部分をはずせば、簡単に庭から運用できます。しょうもないことですが、便利なのです。

写真左上部に給電点が写っています。そこから極細1.5mmのステンレスワイヤーが約40m、奥の杉の木に延びております。ぱっと見、気がつかないステレスアンテナです。

各バンドの中心周波数でSWRを測定すると、こんな状態。ベースとなる3.5MHz帯は、3.40MHzくらいで合っています。じゃあそれを3.55MHzにしたいから、3.40MHzの1/2λは44.11m、3.55MHzは42.25m、その差1.86m位だからまぁ1.6m位ブチ切っちゃえ、とカットしたわけです。

大体、私、失敗するんですよね。結果これ。やっぱり失敗。3.7MHzとずいぶん上の方にあがってしまい、これでは7MHzでもチューナー無しでは使えなくなってしまいました。それじゃあ、継ぎ足せ!ってことで、先端の部分、碍子のところに調整用ヒゲを付けてチャレンジ。ところが全く変わらず。ステルスアンテナだけにあげたとき先端部分がどうなっているのか見えないのですが、たぶんヒゲがエレメントに絡まりついてて、ヒゲの役をしていないのでしょう。ヒゲをやめて、エレメント自体を延ばして再チャレンジ。

すばらしい結果になりました! やったー!

いやぁ、本当にいいアンテナだと思います。おそらく個別にダイポールアンテナをあげたほうが性能的には良いとは思いますが、一本のワイヤーでこれだけマルチバンドに出ることができるのは助かります。28MHzもまぁまぁいける状態です。
国内QSOのためには南北の方向に張った方が良いのですが、敷地の都合で東西になっていまして、あまり良くないと思いますが、それでもそこそこのパイルの中でもピックアップいただいています。
OMさんの「ステンレスワイヤーじゃダメよ~」のごもっともなご指導で、銅線に変更しようか検討中です。(もう一本のオートチューナーAH-4につながっているのは、サガ電子さんの立派なワイヤーなんですけどね)


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