1200MHzバンドはいずれアマチュア無線から消えるのかなぁ

高い周波数はほとんど興味がないのですが、、、レピーターの運用停止が求められたりするとなると、大変ですね。

 

【JARLメールマガジン】第173号 —– 2013/03/05

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        1200MHzの周波数が厳しい状況に
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 アマチュア局が使っている1200MHzの周波数は第二次割当ですが、今般、第
一次割当の二種類の業務用無線局が1200MHz帯で運用を開始することとなりま
した。
 その一つが平成26年度から放送事業用無線局(FPU:Field Pick-up Unit)
が1200MHz帯の周波数で運用されることとなったもので、従来800MHz帯の周波
数の電波を使っていたのですが周波数再編によって1200MHzに移行してくるこ
ととなり、マラソン中継などを実施するコース周辺のレピータ局等は、一定
期間電波の発射を停止することを求められる可能性が出てきています。
 二つ目は、平成29年度に3機の準天頂衛星が打ち上げられ、平成30年度から
1200MHzの周波数も使った測位業務が開始されることになったものです。
 準天頂衛星による測位業務は、平成19年に制定された「地理空間情報活用
推進基本法」及び平成20年に制定された「宇宙基本法」により、国家戦略と
して宇宙開発に取り組んでいるもので、国の安全、被災地の状況把握、災害
救助、航空機・船舶・鉄道などのナビゲーションや、あらゆる分野での情報
利用、産業の振興、高度化などを目指しているものです。
 しかし測位業務は、1200MHzの周波数の電波を使いますので業務に支障を及
ぼさないようにするために、アマチュア局には「1200MHzのレピータ局を今
以上増加させない」、「1200MHzのレピータ局の空中線電力を1Wにする」など
の措置が求められてきます。
 詳しい状況は、JARL NEWSの2013年春号に掲載いたします。

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