防災無線システムとして特小レピーターが

ちょっと前の記事ですが。

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地区内カバー、独自の防災無線 すさみ町周参見の原区

 

和歌山県すさみ町周参見の原区は、地区内に独自の防災無線システムを構築している。近距離の音声通信用無線機(トランシーバー)を使い、区内全域で交信できるよう中継局を住民が手作りした。和田修区長は「みんなで無線機を日常的に使い、慣れておくように努めたい」と話している。
原区は、周参見川の河口から約3キロ上流の川沿いに、約1キロにわたって細長く民家が立ち並んだ集落。25世帯、約60人。昨年度の区の総会と自主防災会で、区内防災無線の開設を決めた。

構築している防災無線は、出力が10ミリワット以下の特定小電力無線機を活用したもの。無線機同士だと100~300メートルしか届かないが、中継局を設置することで通信距離を伸ばすことができる。

使っている無線機は手のひらにすっぽり収まる小型機で、価格は1台1万数千円。昨年度に親機1台、子機2台を購入した。無線機の電源には充電式の単3電池を使用。1回の充電で約30時間の交信が可能という。今後、全世帯分の子機をそろえる方針。

4月、集落内の標高約35メートルの所に、住民が協力して高さ約5メートルの中継局を設置した。太陽光発電とバッテリーを組み合わせて電源にしている。

子機を使ってテスト交信を繰り返し「区内全域をカバーできていることが分かった」と和田区長。

今後は雨天時や屋内から交信した場合の交信状況なども順次調べ、システムの完成度を高めていく。

和田区長は「震災や豪雨などの自然災害時、通信網が常に確保されるという保証はどこにもない。万一のことを想定し、幾重にも安心できる体制を考えておくことは大事」と話す。

中継局設置に協力した住民の一人、長野健一さん(65)は「自然災害はいつ何時発生するか分からない。住民が孤立するのが一番怖い。近年、通信手段は充実しているが、こうしたシステムがあるとなお心強い」と話している。

県総合防災課職員は「詳しく調べていないので分からないが、珍しい取り組みではないか」と話している。

 

 

 

その他

http://ja3hsv.blog.ocn.ne.jp/blog/cat6833282/

 

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このような記事は、他の人の土地に特小レピーターを設置させてもらう時の資料にもなります。

 

 

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